ヘンレinfo
楽譜の彫版/レイアウト
私たちは楽譜の美しさにとりわけ誇りをもっています。「ヘンレの楽譜は世界のどこよりも美しく高品質だ」と、音楽家の皆さまからお褒めの言葉を頂いています。ここでコメントの一部をご紹介します。
「あなた方の楽譜で仕事をすることは、なんという喜びだろう。これは音楽的に見て最も論理的な楽譜です。そして全体のレイアウトや印刷がこれ以上ないほど明確なので、大きな助けとなってくれます」
アイザック・スターンがG. ヘンレ出版に寄せたコメント(オリジナルは英語)
私たちは彫版の製作に多くのエネルギー、愛情(と費用)を注いでおり、このようなお褒めの言葉を頂けると嬉しく思います。この成果は、右に出るものがありません。楽譜の彫版・レイアウトを担当できるのはごく一部、選りすぐりの人間だけです。現在ご提供している原典版のうち、大部分の楽譜はいまだに金属板を手で彫った、伝統的な版で印刷されています。楽譜がとびきり美しく読みやすいのには、他にも理由があります。
金属板に手で彫っていく彫版製作は非常に魅力的なものですが、現在は行われていません。もしご興味がありましたら、製作過程がよくわかる動画をご覧ください。
[動画 1]
この動画はNAMM(全米楽器商協会)のために作られました。マーティン・マリス監督(ボストン)のもとミュンヘンのヘンレ出版で撮影され、2011年8月に完成しました。動画の長さは11分31秒で、ドイツ語と英語に対応しています。
[動画 2]
この動画は1997年に製作されました。アンネ=リーゼ・ベンテにより、ほとんどがシュテュルツ・大学印刷所の楽譜彫版工房で撮影されました(現在この印刷所は存在しません)。動画の長さは11分31秒で、ドイツ語、英語、フランス語と日本語に対応しています。
ちなみに、オリジナルの彫版はご購入が可能です。お問い合わせ先:sales@henle.com.